こんにちは!
えがお鍼灸整骨院 福岡西新院 岩木です。
今日は【食いしばり】に関わる筋肉についてお話したいと思います。
【食いしばり】とは、上下の歯を強く噛み合せた状態を無意識に続けてしまっていることを言います。
日中の無意識な癖・睡眠中・集中時・ストレスを感じた時に行っていることが多く、歯ぎしりと違って音が出ないため、自分では気付かないことが多いです。
【食いしばり】があると、顎の疲れ・痛み・口が開けづらい・歯の損傷・顔の筋肉の痛み・張り・顔の左右差・頭痛・肩こり・首の痛みなど、引き起こしてしまう問題が沢山あります。
【食いしばり】の原因になる筋肉の代表として、「咬筋」「側頭筋」「内側翼突筋」「外側翼突筋」があります。
この4つの筋肉の起始・停止・作用をお伝えしたいと思います。
〇咬筋
起始:頰骨弓(頬の骨と頭の骨を繋いでいる部分)
停止:下顎骨(顎の下の骨)
作用:口を閉じる動き、噛む動き
〇側頭筋
起始:側頭窩
停止:下顎骨の筋突起(顎の下の骨の上に出っ張っている部分)
作用:口を閉じる動き、顎を引く動き
〇内側翼突筋
起始:蝶形骨翼突窩の内側(頭の骨の内側にあるくぼみ)
停止:下顎角の内側面(顎の下の骨の内側)
作用:口を閉じる動き
〇外側翼突筋
起始:蝶形骨翼突窩の外側(頭の骨の外側にあるくぼみ)
停止:下顎頚(顎の下の骨の後ろの部分)
作用:下顎を前に出す動き、左右に動かす、口を開ける動き
【食いしばり】には主にこの4つの筋肉が関係しており、この4つの筋肉が食いしばりによって硬くなってしまうと上記に記載している症状が出てきます。
当院では、【食いしばり】の治療として、手技療法(硬くなってしまった筋肉をほぐす)、鍼治療(鍼で筋肉の奥まで刺激してゆるめる)、猫背矯正(姿勢を治すことで筋肉への負担を減らす)、ヘッドマッサージ(頭の筋肉をほぐすことで食いしばりをゆるめる)を行っております。
ずっと食いしばりに悩んでいるけどどうやって治せばいいか分からない、毎日続く頭痛の原因がわからない、顔の左右差が気になる、首・肩の痛みがずっと続いている、、、
このような方は無意識に【食いしばり】をしてしまっているかもしれません。
お体のお悩みは、お気軽に当院へご相談ください!