皆さん、こんにちは!
えがお鍼灸治療整骨院 福岡西新院 岩木です。
今回は、「産後に起こる腱鞘炎」について病態・症状・原因・自宅で出来るケア・鍼灸整骨院で出来る治療法を説明したいと思います!
✅「産後に起こる腱鞘炎」とは?
「産後に起こる腱鞘炎」とは、産後に多く見られる手首の親指側に起こる痛みです。
抱っこ・授乳の姿勢の際に手首〜親指にかけてズキッとした痛みが走ります。
この怪我は、親指を動かす2本の腱(短母指伸筋腱・長母指外転筋腱)が手首の親指側を通る“腱鞘(けんしょう)”というトンネルの中で、手首の繰り返し動作の摩擦によって炎症を起こすことで発生します。
産後1~3ヶ月の間に発症することが多く、「マミーサム」とも呼ばれています。
✅症状
・物を掴む時の手首〜親指にかけて走る痛み
・タオルを絞る時の手首〜親指にかけて走る痛み
・ピンチ動作(手首を小指側に倒す動作)での手首〜親指にかけて走る痛み
✅原因
出産後はホルモン(リラキシン・プロゲステロン)の変化で腱・靭帯が緩みやすくなります。
〇抱っこ・授乳動作での手首への負担
この2つの繰り返し動作で手首の・靭帯に摩擦による負担がかかり、炎症が進行します
〇睡眠不足による回復力の低下
産後の夜中の授乳・夜泣きによって睡眠不足が続くと、手首の炎症が治りにくくなってしまい、腱鞘炎が進行します
✅自宅で出来るケア
・手首を安静にする
抱っこの時は手首だけでなく腕全体で支えるようにしましょう
・手首を冷却する
痛み始めの初期段階、痛みが強い時は保冷剤などで5〜10分ほど冷却します
・手首を温める
慢性化してきた痛みには温めて血流を促すのも効果的です
✅鍼灸整骨院で出来る治療法
当院では、「産後に起こる腱鞘炎」に対して下記の治療を行っております。
🚩手技療法
前腕~手首にかけての筋肉をほぐすことで、筋肉・腱・靭帯の緊張を緩和し炎症を軽減します
🚩鍼灸治療
鍼で前腕〜手首の筋肉を緩めることで、手首の動きをスムーズにし、痛みを和らげます
お灸でホルモンバランス・自律神経を調節することで産後特有の炎症体質を改善します
産後に手首が急に痛くなった、抱っこ・授乳の時に手首が痛い、、、
このような症状が当てはまる方は、もしかすると腱鞘炎かもしれません。
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