こんにちは!
えがお鍼灸整骨院 福岡西新院 岩木です。
今日は、【シンスプリント】の原因になる筋肉についてお話したいと思います。
まず、【シンスプリント】とは、正式名称は【脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)】と呼ばれ、脛骨(スネの内側の骨)にある骨膜(骨を包む膜)が繰り返しの衝撃や引っ張る力によって炎症を起こすスポーツ障害です。
ランニングやジャンプの動きによる繰り返し動作が原因になることが多く、陸上・バスケ・サッカー・ダンスなどの競技によく見られ、脛骨の内側・下側に痛みが出ます。
シンスプリントの原因になる代表として挙げられる筋肉には、「後脛骨筋」「長趾屈筋」「長母趾屈筋」の3つがあります。
この3つの筋肉の起始・停止・作用をお伝えします。
〇後脛骨筋
起始:脛骨の後面、腓骨(スネの外側の骨)の後面、骨間膜(脛骨と腓骨の間にある骨を包む膜)
停止:舟状骨(足の内側、土踏まずの辺りにある骨)、内側楔状骨(足の甲の内側にある小さな骨)、第2〜4中足骨底(足の2〜4番目の骨の付け根)
作用:足関節底屈(つま先立ちの動き)、内反(足首を内側にひねる動き)、内側縦アーチ(足の親指の付け根から踵をつなぐカーブ)の保持
〇長趾屈筋
起始:脛骨の後面
停止:第2〜5趾の末節骨(足の2〜5番目の1番上の骨)
作用:第2〜5趾屈曲(足の2〜5番目を曲げる動き)、足関節底屈、内反
〇長母趾屈筋
起始:腓骨後面
停止:第1趾の末節骨(足の親指の1番上の骨)
作用:母趾屈曲(足の親指を曲げる動き)、足関節底屈、内側縦アーチの保持
【シンスプリント】になる原因として挙げられる筋肉の中で、「後脛骨筋」は、1番原因になりやすいと言われています。
【シンスプリント】は、痛みを放置して置くと疲労骨折になってしまう場合もあります。
当院では、柔道整復師法・鍼灸師による【シンスプリント】に対しての鍼灸治療、手技療法、ストレッチを行っています。
“ シンスプリントと診断された ” “ シンスプリントかも、、、 ”という方は、お気軽に当院へお越しください!