【東洋医学で巡りを整える〜夏に起こる痒み・湿疹に効く経穴〜】
みなさん、こんにちは。えがお鍼灸整骨院福岡西新院中村です。
初夏が過ぎ、日差しが強い日が続いています。
室内ではエアコンで涼み、外に出る度に汗をかくかと思います。
そんな汗をかいた際に「痒み」や「湿疹」が出てきた経験はありませんか?
今回は「痒み」や「湿疹」などの夏の肌トラブルについて『自宅でできるセルフケアツボ』を交えながらご紹介します☝🏻
〜東洋医学から見る「夏の肌トラブル」の原因〜
まず前提として、東洋医学的に主に以下の要因から起こるとされています。
1.風邪(ふうじゃ):皮膚をかき乱し、かゆみを引き起こす原因に
2.熱邪(ねつじゃ):赤みや炎症を引き起こす原因に
3.湿邪(しつじゃ):ジクジクした湿疹やあせもの原因に
〜自宅でできるセルフケアツボ〜
1.曲池(きょくち)
■肘を曲げた時の外側のシワの端、少しくぼんでいるところ
作用①清熱(せいねつ):体内の余分な熱を冷ます
作用②去風(きょふう):皮膚に影響する「風邪」を追い払う
対能①皮膚の赤み・かゆみ(湿疹・アトピーなど)
対能②熱感やのぼせ・顔の赤み
2.陰稜泉(いんりょうせん)
■膝の内側、スネの骨のすぐ内側を上にたどって止まるくぼみ
作用①利湿(りしつ):体内の余分な水分「湿」をさばく
作用②健脾(けんぴ):脾の働きを助け、消化吸収を整える
対能①ジメジメした湿疹・むくみ
対能②胃腸虚弱による皮膚のくすみ・湿ってぽい肌荒れ
3.合谷
■手の甲、親指と人差し指の骨が交わるくぼみ
作用①通経活絡(つうけいかつらく):気血の巡りをよくして経絡を通す
作用②調和表裏(ちょうわひょうり):表面と内側、体全体のバランスを整える
対能①吹き出物・肌荒れ(ストレスや便秘が関係する)
対能②頭痛・肩こり・不調感
🌿それぞれのツボを5秒押して、5秒休むを3〜5セット繰り返す
肌トラブルだけでなく、朝のむくみやストレス、全身の疲労感にも効果的です!!
お風呂上がりや、リラックスタイムに実践してみましょう!
☑️まとめ
夏に起こる肌トラブルは、東洋医学でいう『風・熱・湿』が原因の場合があります。
ちょっとした身体の変化に気づき、早めからケアしていきましょう。
セルフケアでも症状が改善しない場合は鍼灸治療や手技療法も効果的です!!!
えがお鍼灸整骨院では、症状に応じたオーダーメイド施術を提供しております。
お身体のお悩みご相談ください!
ご予約はお電話・公式LINEにてお待ちしております!