4月に入り、 顎が痛い 口を開けると違和感がある 目が疲れる 頭が重い 首肩こりが強い このような症状で来院される方が増えています。 実はこの時期、 顎関節症と眼精疲労は非常に関連して起こりやすい のが特徴です。 顎関節症とは(医学的には) 顎関節症 顎関節の痛み 開口障害 咀嚼筋の痛み を特徴とする疾患です。 研究では 顎関節症は筋肉・関節・神経の複合的な問題 であることが報告されています。 眼精疲労とは 眼精疲労は 目の使いすぎによる疲労が休息しても回復しない状態 を指します。 症状としては 目の痛み かすみ 頭痛 首肩こり などがあります。 なぜ4月に増えるのか(医学的根拠) ① ストレスによる「食いしばり」 新生活によるストレスで 無意識の食いしばり(ブラキシズム) が増えます。 研究では ストレスは歯ぎしり・食いしばりを増加させる ことが示されています。 これにより 咬筋の緊張 顎関節への負担 痛み が発生します。 ② 長時間のスマホ・PC使用(眼精疲労) 4月は 新しい仕事 デスクワーク増加 スマホ使用時間増加 が起こります。 研究では 長時間のVDT作業(画面作業)は眼精疲労の主要因 とされています。 ③ 姿勢の悪化(猫背・ストレートネック) 姿勢が悪くなると 頭が前に出る 首肩の負担増加 顎への負担増加 が起こります。 研究では 頭部前方位姿勢は顎関節症と関連する ことが報告されています。 ④ 自律神経の乱れ 環境の変化により 交感神経優位 筋緊張増加 血流低下 が起こります。 これにより 顎の筋肉の緊張 目の疲労 頭痛 が悪化します。 顎関節症と眼精疲労の関係 この2つは密接に関係しています。 理由は 同じ筋肉(側頭筋・咬筋)を使う 神経支配が近い(三叉神経) 姿勢の影響を受ける ためです。 つまり どちらかが悪くなると、両方悪くなりやすい のが特徴です。 東洋医学からみた4月の不調 東洋医学では春は 「肝(かん)」 が関係します。 肝は 目 筋肉 ストレス と深く関係しています。 そのためこの時期は 目の疲れ 筋肉の張り イライラ 食いしばり が起こりやすくなります。 これは現代医学でいう 自律神経の乱れ と一致します。 医学的に効果的な対策 ① 食いしばりを意識する ポイントは 「歯を離す」 です。 通常、上下の歯は接触していません。 ② 目を休ませる(20-20-20ルール) 20分作業したら 20秒 20フィート(約6m)先を見る 研究でも推奨されています。 ③ 姿勢改善 背筋を伸ばす 顎を引く 画面の高さを調整 ④ 温める 顎・首・目周囲を温めることで 血流改善 筋緊張低下 が期待できます。 鍼灸でできるアプローチ 当院では 顎周囲(咬筋・側頭筋) 首肩 目の周囲 自律神経 に対してアプローチします。 これにより 痛みの軽減 可動域改善 眼精疲労軽減 睡眠改善 が期待できます。 こんな方は要注意 顎がカクカクする 口が開けにくい 朝顎がだるい 目が重い 頭痛がある 首肩こりが強い 4月は 顎関節症と眼精疲労が増える季節です。 その原因は ストレス 姿勢 自律神経 生活環境 が重なるためです。 早めに身体を整えることで 悪化を防ぐことが可能です。

